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ブタンタン研究所で蛇を堪能する!ーツアーじゃ行かないサンパウロガイド(1)

先日のエントリーでは、地下鉄が便利なパウリスタ大通り周辺のホテルに泊まると良いよ!とご紹介しましたが、そこから行けるマニアック?な観光スポットをご紹介していこうと思います。

今日ご紹介するのは、ブタンタン研究所

その名の通り、毒蛇を研究している研究機関です。

ヘビ大図鑑―驚くべきヘビの世界

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 毒蛇の研究所?

研究所というだけあって、当然毒蛇の研究をしている、サンパウロ州の研究機関です。

毒蛇だけではなく、生物学に関わる研究をするれっきとした研究機関なのです。

もともとは血清の研究所として始まった研究所です。

血清やワクチンなどの研究開発が盛んです。

細胞生物学や、遺伝子工学などの様々な分野の研究が行われています。付属病院も持っています。

ここまでの話しだと、研究所なんだなー、としか印象はないと思います。

あっ、建物は1914年に建てられたようで、当時のコロニアル調の建築様式を堪能できます。

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おしゃれでしょ?

でも、研究所だから見るところないのでは?

と思うかもしれませんが、どっこい・・・。

博物館もあるんです!

実は、この研究所、博物館があって、そこには、蛇をはじめとしたハ虫類がたくさん展示されています。

研究所のオマケ的な博物館かと思いきや、結構楽しめる博物館なんです。

蛇好きにとっては、蛇見放題のワクワクする博物館です。

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さっそく、蛇とご対面!こんな細い蛇って、動きが鋭いから大きいのよりも怖かったりします。

また、鮮やかな色の奴らもいます。

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こんなのには、血清どころか飲み込まれちゃう気がします。

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ニシキヘビみたいなのもいました。

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しかも、この蛇、生きているので、舌をぺろぺろしながら、水槽の向こうから近づいてきます。鳥肌が立ちそうになります。

写真がぶれてたりイマイチですが・・・

サンパウロに行って、時間があるなら、ブタンタン研究所の博物館はおすすめ。

その他にも、ハ虫類が飼われています。

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遠足の子ども達がたくさんいます。ここは、見所たっぷり、教育的価値も高い施設だといえます。

隣接する微生物博物館は・・・。

微生物博物館は、正直微妙でした。

顕微鏡とかで、微生物の観察ができたり、拡大模型なんかで、微生物の形を立体的に見れたりするのですが・・・。

院生が常駐しており、よく分からないものがあったら、説明を受けることもできます。

サンパウロ大学に隣接

ブラジル最高学府といわれるサンパウロ大学USPに隣接しています。

サンパウロ大学は、とてつもなく広い大学です。

ここは、日本語・日本文化の研究も盛んな大学です。

時間があれば、歩いてUSPに行ってみるのも楽しいかも!

(これは、大学というより公園)

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アクセスは地下鉄で

アクセスは、バス・地下鉄がありますが、地下鉄が便利だと思います。

ブタンタン駅Estação Butantãから徒歩約15分。

出来て日の浅い、4号線(黄色)に乗ったら、すぐに辿りつきます。

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駅からのルートは、次の地図を参照してください。

開館は火曜日から日曜日の9:00〜16:30

入場料は大人R$6.00、7歳以上の子どもおよび学生R$2.50。

(2014年4月29日現在)

何でも高いブラジルにしては良心的です!