Livre para Viver

日本語とポルトガル語とその周辺

ポルトガル語

ポルトガル語専攻を卒業し日本語教育に携わるようになるまで

私は、学部はポルトガル語を専攻していました。3年次にはブラジルに留学までしたのにも関わらず、今ではポルトガル語との関わりはほとんどなく、国内の大学で日本語教育に従事しています。 なぜ、日本語教育に従事するようになったのか、ポルトガル語と離れ…

小学館『プログレッシブ ポルトガル語辞典』が発売されました

あけましておめでとうございます。およそ半年ぶりの更新です。 今年度は、授業を10コマ以上持っていることもあり、また、後期は、前期より1コマ増えたこともあり、まとまった時間が取れず、研究もほとんど進んでいません。 今年こそは、学会発表、論文投…

サイトトランスレーションを通訳法の授業でやってみた

今年は、非常勤先大学で「ポルトガル語総合9」という名前の授業を担当しています。(cf.媒介語を使わないでポルトガル語の授業をしてみた件 - Livre para Viver) タイトルだけみたら、何の講義かさっぱりわからん。ポルトガル語をやるんだろなーということ…

画面がひろくなって翻訳がしやすく

先日、翻訳が来たってはなしを書いたばかりですが、また、翻訳の仕事がきてしまいました。 これで3社と取引していることになります。 よくわかんなくなってきた。 今度は一本で、かなりの大口案件。ちょっと悩んだものの、5分後には引き受けていました で…

翻訳をしてはじめて気付くこと

翻訳をしていて、初めて気付くことはやはり、言語の奥深さです。 日本語では特に問題のないことが、ポルトガル語に訳し、前置詞を入れるときに困ります。 特に日本語は複合語を作りやすい言語だから、例えば、 定住外国人集住会議とか、 日本文化教育研究機…

翻訳の7つ道具

ここのところ、翻訳が立て込んでいて、更新がままなっていませんでした。 しかも、日葡訳で、ネイティブじゃない私には大変。 さらに、内容が結構ハードな専門的なもの。 文法云々よりも、訳語のタームを探すのが大変でした。 さて、翻訳をするときに、主に…

仕事の図「翻訳編」

これは翻訳作業をしているところ。 午前中日本語学校で教え、午後は塾で教えているので、その間に仕事をするわけです。 最近の仕事場は、マクドナルド(笑) 翻訳作業には、ネット環境が必須。 マクドナルドは、無線LAN環境が整っていて、仕事をするのに最適な…

在日外国人教育という問題

翻訳の仕事が、最近まわってくることが多いのですが、主に在日外国人に対する援助に関するものなど、経済危機に対応したものが多くなっています。 在日ブラジル人向け新聞のインターナショナル・プレス、フリーペーパー"Vitrine"などでも、いろいろと書かれ…

ケータイ小説の言語学的研究

ケータイ小説という分野があります。 ネット、携帯電話の普及で、だれもが活字を書いたり読んだりすることができるようになりました。 この誰もか活字を書けるようになったということで、変な話、いままでは、誰かが書いた作品は、校正者の手によってチェッ…