Livre para Viver

日本語とポルトガル語とその周辺

ブラジルの問題:物価の高さ

先週の火曜日から、ブラジルに来ています。

昨日(25日)にサンパウロからサンジョゼドスカンポスに移動、今日(26日)ポルトアレグレに来ました。ブラジル最南端の州、Rio Grande do Sul州です。

さて、ブラジルで生活をしていると、その物価の高さに呆れてしまいます。

おそらく日本と同じ生活をしようとすると(もちろん、日本食を食べるという意味ではなく)日本よりもお金がかかってしまいます。

まだ、円高だからいいですが、$1=100円だったら大変です。

いまの為替だと、$1=R$1.53です・・・。対円レートだとR$1=51円。

ブラジルにもスターバックスが進出していますが、トールのコーヒーがR$4.4。これは前回来たときから変わっていないので、まわりが上がっている分、リーズナブルな気がします。

たとえば、さきほど、私がいったマックのCBO(チキンベーコンオニオン)のセットは17.5くらいですから、850円!マックに850円も払う国がどこにあるでしょうか・・・。ドル換算だと、11ドル!!

街のレストランも、別段、美味しいわけではなく、きれいでもない店でも、それなりのお金を取ります。

冗談抜きで、ブラジルでの生活には、もの凄くお金がかかるんです。

数年前は、まだドル:レアルが1:2だったからよかったものの、いまは、1:1.5・・・。

ブラジルに来る人は覚悟しておいた方がよさそうです。

日本より安いのは、公共交通(ただし、これもどんどん上がっています)と国内線の飛行機(これは、格安航空会社の参入でどんどん下がっています。大手も下げています。)くらいでしょうか。

あ、ちなみに、日本より高いお金を出しても、日本と同じサービスは受けられませんので。

先日行ったすき家は、なんどボタンを押しても店員さんが来ないし、トイレの水を流すボタンは壊れていたし、値段は日本より高いし(ただし、他の店に比べればリーズナブル。マックよりも安いので、コンペティティブだと思います。うまく戦略を練ればブラジルで浸透できると思う。)。

で、まあ、物価が高くても、他の先進国よりも給料が多ければいいのですが、そういうわけではありません。給料は安いのに、物価は高い。他の新興国でも起こっていることなのでしょうが、物価が先進国並みなのはブラジルくらいなのではないでしょうか。