Rapidweaver 6を使ってウェブサイトをリニューアルしました!
プロフィールサイトは、ブログをWordpressで運営していた際には、「ページ」という機能で、実現していました。
「はてなブログ」へブログを移行したことを機に、Baser CMSというコンテンツマネジメントシステム上で、新たにプロフィールサイトを作成しました。
しかし、Baser CMSは癖があり、また、用意されているテーマのカスタマイズがしにくいため、代替の方法を考えていました。オフラインでサイトの編集ができるとなお良しです。
iWebにかわるもの
私の使っているコンピューターであるMacには、以前、OSに標準でiWebと呼ばれるWysiwyg型のホームページ作成ソフトが付いていました。
Dreamweaverのような高度な機能はないけれども、無料にしては十分というアプリで、FTPを介したアップロードもできました。
しかし、今は、iWebは更新されておらず、OSにも標準で付いていません。
そこで、iWebの操作性に近い、代替のアプリケーションを探しました。
いくつか候補を考えて、その中で、一番使いやすそうなアプリケーションが
RapidWeaver — Realmac Software
でした。
日本語での情報が豊富なSandvoxなども使ってみましたが、お値段の割りにいまいちです。Rapidweaverも最新版は8800円するものの、Academic / Educational Discountを適用すれば4400円になるので、許容範囲の価格です。
使いやすい・・・かな
操作性はまずまずといったところでしょうか。
思ったほど融通は利かないのですが、その分ウェブサイトがごちゃごちゃすることもないのかなと思います。
ソースがいじれなかったりするので、その点は不満が少しのこりますが、テーマを維持したままで、HTMLでコンテンツを編集することもできるので、それほどの使いかっての悪さは感じていません。
罠が1つだけ
罠が1点だけ。
いろいろなハウツーサイトを見ると、Stacksというプラグインを入れるとカスタマイズが簡単になるよ、とのこと。
Stacksというプラグイン、なんと$29.95もします。お試し版を入れてみたのですが、確かに使いやすい。でも、4400円に加えて$29.95となると、他のサイト作成アプリケーションとあまり変わらなくなってしまいます・・・。
他のプラグインもそれなりのお値段するので、カスタマイズ性を求めると、費用がかさんでしまうかもしれません。学割・教職員割を使えば、リーズナブルなだけに、プラグインの価格はネックです。
Splitテーマを使えば、スマホ表示も快適
デフォルトで入っているテーマであるSplitテーマを使えば、シンプルでスマホ対応のサイトが作れます。色を細かく指定でき、いずれも、快適なユーザビリティなので、シンプルなサイトが簡単に実現できました。
おすすめかと言われれば・・・
オフラインでの編集の必要がなければ、Wordpress、Baser CMS等のCMSを用いれば安く、快適にサイトが実現できそうです。
また、WixやJimdoのようなオンラインでサイトを作るサービスも便利です。
ですが、これらは、サービスが提供されなくなったらアウトです。
このRapidweaverなら、htmlやPHPで、各ページが出力されるので、アプリケーションが使えなくなっても、更新し続けることができます。
Macをお使いの方で、サイト作成をしたいと考えている方には、Rapidweaverは一つの選択肢になると思います。
App Store
App Storeでは、ひとつ前のバージョンであるRapidweaver 5が販売されています。
販売元にメールで連絡すれば、無料でアップグレード可能だとのことが、ヘルプに書かれていました。2014年8月25日以降に購入した方が対象とのことですので、学割の対象外の方は、App Storeで購入した方が、1000円お得になります(2014年12月20日現在)。