Livre para Viver

日本語とポルトガル語とその周辺

授業用資料をKeynoteとPagesで作っています

今年は、専業非常勤状態になって1年を迎えるので、各授業に慣れてきて、少し新しいことを取り入れようと思っています。以下はそのメモです。

Pages とKeynoteを使ってみようと思う

いままでMS Officeを主に使っていましたが、OSXを10.11にアップグレードしてからというもの、頻繁に落ちるようになりました。(特にエクセル)

今のMac Book Proは確か2010年に買ったもので、その際に、Apple StoreですすめられてiWorkを購入ました。無料でアップグレードできるので、最新版を使っています。

しかし、互換性の問題などから、MS Officeを中心に使っています。

Keynote

Keynote

  • Apple
  • 仕事効率化
  • ¥2,400

 KeynoteはPower Pointよりもできることが少ない印象ですが、シンプルで見やすいスライドが作れる印象です。

いままで、Keynoteのみでやってきたことはなかったのですが(デザインをKeynoteで作ってパワポでインポートするなどもしていました)、Keynoteのみでも結構行けそうです。

以下が、使ってみてのメリットです。

・位置のガイドが表示されるので、バランス良くテキストボックスを配置できる。

・テキストボックスのスタイルのテンプレート(?)がいくつかあるので、簡単にテキストボックスのデザインを変えられる。

・ルビがふれる。

 右クリックで簡単にルビがふれます。留学生対象の授業や、留学生が多い授業を担当しているので、これはありがたい機能です。

・重くない。

 Power Pointはとにかく動作が緩慢で、写真などを入れると、さらに動きが遅くなっていました。Keynoteは、とにかく軽いです。

Pages

Pages

  • Apple
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  • ¥2,400

また、 Pagesも使っていますが、これも、意外と(?)使いやすいです。Wordと比較したときのメリットは以下のとおりです。

・設定項目が少なくて分かりやすい。

 MS Wordは高機能なのでしょうが、設定項目が多すぎたり、よく分からない設定項目があったりして、お世辞にも直感的に使えるとは言えませんでした。Pagesはユーザーが設定すべき事項が少なく、直感的に使える部分が多いです。

・レイアウトがしやすい。

 MS Wordの文書で図を入れる場合、思った通りにならないことが良くありました。Pagesの場合は、位置ガイドも表示されるので、上手に思い通りにレイアウトができます。

・シンプルで分かりやすい教材ができる。

 私はセンスがないので、MS Wordだと、どうしてもゴテゴテした、分かりにくい資料ができてしまいます。Pagesだと、私の様な人間でも、シンプルな教材ができます。スペースの取り方とかが、上手なんですかね。さすがAppleと関心してしまいます。

一人で担当する授業なら問題ない?

一人で担当する授業であれば、教材の共有も必要ないので、問題はないです。

授業用のブログで、学生の便宜を図るために、スライドとプリントをダウンロードできるようにしていますが、その時も、PDFにしておけば、問題ありません。

一方、チームティーチングの授業では、授業用のプリントなどを共有する必要があります。

そのため、こういった授業ではMicrosoft Wordでの作成が必要です。

OSX版のWordとWindows版とでは、使えるフォントが違ったり、微妙にずれたりすることがありParallels Desktopという仮想化ソフトを使ってWindows 10を使えるようにしてあります。Excelで文書を作ることはほぼなくなっているので、Wordのみ、入れてあります。

 

ということで、チームティーチング等で必要なときは、MS Word、それ以外は、Pagesを使うことにしても問題はなさそうです。

しばらくは、この体勢で試してみようと思っています。