Livre para Viver

日本語とポルトガル語とその周辺

【お知らせ】「医療と福祉の専門職を目指す人のための日本語教育研究会プレフォーラム」を開催します!

2018年12月8日、「医療と福祉の専門職を目指す人のための日本語教育研究会」を開催します。

本学には、医学部医学科、看護学科、理学療法学科、言語聴覚学科、作業療法学科の各学科に、医療の専門職を目指す留学生が在籍しています。

医療・福祉系の大学、専門学校は増えつつありますから、今後も、医療・福祉の専門職を目指す留学生も増えてくることが予想されます。

他方で、経済連携協定(EPA)による看護師・介護福祉士への日本語教育の知見はかなりのものがあります。先日参加した「看護と介護の日本語教育研究会」でも国家試験対策・介護記録の書き方など、その時々のステップに合わせた教材が開発されていることを実感しました。

しかし、これらは、大学や専門学校で学ぶ留学生や、医療福祉専門職を目指す定住者の方などはターゲットとして想定されているものは多くありません。(介護記録の書きかたのテキストは、定住者・永住者を想定しているようでしたが。)

また、いままでEPAによる看護師・介護福祉士候補生のための知見が、どのように他分野他文脈で活かせそうなのかというのはあまり議論されてきていなかったのではないかと思います。

そこで、私ともうひとりの本学の教員が中心となって、「医療と福祉の日本語教育研究会」を開催しようと考えたのです。

現在来年度前半を目指して、上記研究会の立ち上げを計画していますが、その研究会立ち上げるにあたって、プレフォーラムを開催します!

主な内容は、また別の記事で書こうと思いますが、現在は、看護師、理学療法士作業療法士介護福祉士、医師の方に来ていただけることが決まっています。実際に専門職に従事する立場として、お話をして頂き議論していきたいと思っています!