観光客は行かないブラジルー王様の避暑地ペトロポリスー
以前(2010年9月)書いたブラジルに関する記事を(大幅に)加筆修正してお送りします。古い記事は順次削除してまいります。
下の記事では、ヨーロッパ風の街並みが残る避暑地(&楽寒地?)をご紹介しましたが、今回もブラジルらしくない?避暑地をご紹介します。
観光客は行かないブラジル「ヨーロッパ風避暑リゾート地・Gramado(グラマード)」 - Livre para Viver
王様の避暑地ペトロポリス
リオは1960年までブラジルの首都でした。王も首都のリオデジャネイロにいたのですが、夏の暑い時期(リオの蒸し暑さは日本に匹敵します)は、標高の高い山地にあるペトロポリスに住んでいたのでした。
そんな由緒ある歴史の街、ペトロポリスは、帝国時代のブラジルを楽しめる観光都市として発展しています。(あとはビール生産でも有名)
周辺の街からは、高速バスに乗って向かいます。私はジュイスデフォーラという街にいたので、そこからバスに乗って向かいました。リオからも本数が出ているはずです。
ヨーロッパ調の歴史的建築物が豊富で、リオデジャネイロ州の中でもメジャーな観光スポットです。週末でしたので、多くの観光客で賑わっていました。
(目的は、友達に会うことだったのですが、今はもう、結婚し、アパートを買い、毎年1回は海外旅行をしていると聞いて、羨ましいやら何やら・・・。)
王宮があった時代の建物群
ちょっとペトロポリスの風景を。
市内には、たくさんの歴史的な建物があります。豪華ながらも質素さも感じられる王宮は、ブラジルがかつては植民地だったことを彷彿とさせます。
これはクリスタル宮殿。王様が王妃にプレゼントしたものだそう。
王様ともなると妻へのプレゼントもサイズが違います。
そして、こちらは、王様の宮殿。とても大きい家です。
まあ、当たり前ですが。
写真で見るヨーロッパの宮殿に比べると質素で落ち着きがあります。
コロニアル調の様式でとても落ち着きます。
昔は、王様を乗せて山道を蒸気機関車で登ってきていたようです。
ブラジルはいまや鉄道は都市近郊(通勤電車)ばかりで、それ以外は貨物輸送が中心です・・・。
あまり、急峻には見えませんが、それでも、かなりの山を登ります。
バスでも結構辛そうな感じ。日本の上信越道などの比じゃありません・・・。
そんなこんなで、激重ラザーニャを昼飯に食べつつ、その日もジュイスジフォーラに戻ってきました。
ジュイスデフォーラについては、また後日、既に書いた記事を整理していきます。ということで。
行き方
前者は1時間30分です。後者は多分7時間くらいだと思います。
バスターミナルは、中心市街地から離れたところにあるので、そこから市内バスに乗りかえて20分程度(110番のバスで行けます。時刻表はこちら)。