Livre para Viver

日本語とポルトガル語とその周辺

【つくば】西武の玩具店は、意外な穴場スポット

まだ、なんでも遊べる年頃だし、祖父母からイベントごとの度にプレゼントをもらうこともあって、おもちゃを買うことはあまりないのですが・・・

同じ年代の友人に、子どもが生まれたりすることも多く、贈答用には、きちんと包装してくれるデパートのおもちゃ売り場は大変重宝します。

そんなわけで、つくば唯一のデパートである西武の玩具売り場には、時々、お世話になっています。そんなおもちゃ売り場、意外と子どもが楽しめるお店になっていました。

西武筑波店トップ|西武・そごう

ちびっこスペースの欠点

つくばは、子どもが多いからか、どこのショッピングモールにも子どもが遊べるスペースが整っています。

スーパーの西友が入っている比較的小規模のモールにさえあります。

ここは、テナントが入るまでの暫定的な措置のようですが、比較的広いです。

そして、西友と居酒屋、それにダイソーやゲームセンターしか入っていないので、子どもが少なくていいのです。

ところが、大型のショッピングモールのちびっこスペースは、土日ともなると子どもが多く、(親が)緊張します。

また、まわりにこどもがたくさんいると、なかなかのびのび遊ばせるわけにもいかないし、ちょっと目を離すと、靴下のまま脱出しているし(笑い)。

そんなわけで、あまりちびっこスペースを活用できないでいました。

西武のおもちゃ屋は、お試しスペースが広い!

少子化のせいなのか、トイザらスのせいなのか、どこもデパートのおもちゃ売り場というのは、昔に比べて狭くなっているような気がします。そのためか、たまに行く柏駅そばの高島屋のおもちゃ売り場は、こどもが遊ぶスペースがほとんどありません。

しかし、つくばの西武は、こどもが遊べるスペースが広いのです。次のような遊べるスペースが備えられています。

・一般的なショッピングモールにあるようなクッション材が敷かれたスペース

・机に取り付けられた、球を動かす知育玩具?(下図参照)

 

木製おもちゃのだいわ くねくね ミニ ブルー

木製おもちゃのだいわ くねくね ミニ ブルー

 

 

ごっこ遊び用のおもちゃスペース

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・木の列車(下図参照)のスペース 

 

BRIO トラベルレールセット 33512

BRIO トラベルレールセット 33512

 

 

 と、おもちゃ屋とは思えない充実っぷりなのです。

うちのチビは、中でもゴッコ遊びコーナーと木の列車コーナーにはまっていました。

帰るのを渋るレベルで。

買い物ついではもちろん、お散歩がてらにも良いかもしれません。

周辺には、ライトオンの本店、ショッピングモール、イオン(スーパーの)などもあるので、見るところには困りません。

場所

場所はつくばの中心、つくばセンターです。駅からすぐのところ。
駐車場は有料ですが、ライトオンは2時間無料、西武を含むモール、クレオの提携駐車場は何か買えば3時間無料です。
 
 
 

【つくば】入り方の分からない「さくら交通公園」たどりついたら、夢の国だった

私が住むつくば市にさくら交通公園というのがあります。

次のブログ記事や、ツイッターでの投稿をみて、いつか行ってみたいと思っていました。

sciencecity.tsukuba.ch

思いつきでした。

妻が第2子を妊娠してから、つわりが酷く、ゆっくり遅くまで休めるように、土日の朝は、できるだけチビを散歩に連れて行っています。

妻は、コーヒーの臭いがダメなので、コーヒーを飲むためでもあり、また、つわりに果物が良いようなので、メロンやスイカを買いに行ったりしています。

近くの24時間営業の西友が、朝9時頃に、メロンやカットスイカを値引き販売しているので、ちょうど良いのです。

そのついでに西友の周りや、西友から歩いて行けるつくばセンター(駅周辺の広場?)に連れていって遊ばせているのですが、いつもそれだと芸がないなと思って、ずっと気になっていた「さくら交通公園」に行くことにしたのです。

噂によると・・・

公園の中に、道路が作られていて、信号もあって、交通ルールを勉強できるとのこと。

子どものころ、授業中暇になると、ひたすら架空の街の地図を描いていた(笑)私としては、気になります。ずーっと気になってはいたのですが、機会がなく・・・。

駐車場が分からない

西友からは、少し遠いので、車で向かったのですが、駐車場が分かりません。

他の方のブログなどには、そういった情報がなく、グルグルまわりを回ってしまいましたが、実は、路地のようなところを入って行かなければならないのでした。

こんなところの先に、公園があるとはだれも思いません。おっかなビックリ入って行くと・・・

なんと、学園都市地区とは思えない路地っぷり。おそらく、学園都市の建設にあたって、立ち退きに応じなかった方のお宅なのでしょう。成田空港にも、不自然に曲がりくねった道があります。

さて、そのまま進んで行くと、

 突如として公園への入り口が現れます。学園都市の建設の陰で、立ち退きがあったんだな、と思わぬところで考えさせられました。

計画的で住みやすい街は、古くからここに住んできている人たちの犠牲の下に造られたわけですね・・・。

中に入ると

謎の絵が描かれた切り株が、2つ。。。怖いです。なぜ切り株にこんな絵を描こうと思ったのか。切った人に聞いてみたいところです。

中の様子は、上述のブログをご覧頂ければ分かると思います。

自動車教習所の小さい版をイメージして頂ければいいのと思うのですが、擬似的な街が造られているなんて、子どもの私だったら、大興奮だと思います。

自転車や三輪車も低廉なレンタル料で借りられるようで、もう少し大きくなったら、改めて連れて来ようと思います。

※今は、石を集めることに必死で、この公園でなくても、良さそう(笑)

アクセスなど詳細がのった公式のページが見つけられないのですが、駅からも歩ける距離だと思います。市の紹介サイトも結構ショボイ・・・。

とにかく、子どもが大きくなったら、自転車とかに乗りたがると思います。街中だと車も多いし、かといって、その辺の公園で遊ばせるのも危ないです。

そんなときに便利な公園なのかも。本格的なサイクリングコースとも違って、のんびりマイペースに遊べそう!

www.city.tsukuba.ibaraki.jp

留学生と「日本人」学生がともに学ぶ文章表現クラス

昨年度の後期、主に留学生対象のアカデミックライティングの授業を担当しました。

これは、かなり上級の学生を対象としたもので、卒業論文修士論文、さらには、投稿論文の書き方も含めたライティングの授業でした。人数も10人に満たず、じっくりと進めることができました。

今年度は、学部学生の基礎教養としての(アカデミックライティングを含めた)文章表現や口頭表現の授業を週2コマ、通年で担当しています。

Classroom


人数が多い

そのうちの1コマは、履修登録している人が40人超と、大所帯です。

いままで、最大でも25人のクラスを担当してきた身としては、大きなチャレンジです。

一人一人は見切れないので、グループにして、教科書の課題に取り組み、各グループでまとめたことを、クラスで共有する、という形にしています。

ただ、人数が多いと、課題をやってこない学生が多かったり、教員が見ているときのみグループワークをしていたりと、なかなか統制が難しいところです。

留学生が多い

40人の学生のうち、約半数は日本語が第2言語である留学生です。

いちおう履修条件として日本語能力試験N2「相当」の日本語力があることを課していますが、自分で判断して履修登録をするかどうかを決めてもらっているため、あまり日本語の力が高くない学生も混ざっている気がします。

日本語(運用能)力の高い学生は、日本人学生とグループになっても、積極的にグループワークをしていますし、教科書の課題にも、しっかりと取り組んでいますが、日本語力があまり高くない学生は、課題の意味が理解できていなかったり、意味が分かっても、日本語で表現することが難しく感じているようです。

グループやペアになることで、日本人学生や日本語(運用能)力の高い学生にフォローしてもらうことを目指していますが、なかなか難しいようです。

先週の授業の一コマでの出来事で、ちょっと考えさせられることがありました。

先生、分からないからペアワークしなくてもいいですか?

先週は、「レポートの問題点を指摘することで、アドバイスのしかた・うけかたを学ぶ」というテーマで授業をしていました。

各自、ペアになって、ロールプレイをしていました。出席者の数が奇数だったので、私も一人の学生とペアになってやっていました。そんな最中に・・・

「先生、何をしていいのかわからないからペアワークしなくてもいいですか。一緒にやっている人がやろうとしないし、私もわからないからやりたくないんです」とある留学生が聞いてきました。

私は、その学生がペアになっているのが、留学生でないことを知っていましたから、「ペアの学生にやりかたを教えてもらいつつ、やってみてください。」

と言いました。しかし、

「相手は、私が分からないからやりたがらないんです」というようなことを言ってきました。

グループワークをして、お互い学ぶというのが、授業のひとつの目標です。

40人超だから、私がひとりひとりを見ることはできないですから。

ペアの学生にも聞いてみた

ペアの学生にも事情を聞いてみました。

そうしたら、どうやら、「やり方がわかっていないようだったから説明したが、分かっている様子ではなく、勝手に向こうに行ってしまった」とのこと。

はて、留学生との間で言っていることが矛盾しています。

ただ、恐らく、2人の話を、総合して考えると、

・やりかたが分かっていない留学生に説明をしたが、分かって貰えなかった。留学生も、分かろうとする姿勢があまりなかった。そのため、お互いに練習をできるような状況にならなかった。

ということではないか、と考えます。

学生に学んでほしいこと

今週の授業では、次のようなことを学生にお願いしました。

・留学生であるかいなかにかかわらず、何をやるべきなのかが分からない時には、ペアやグループの人に聞くこと。

・きちんと理解している人は、相手に説明すること。

そのためのグループ(ペア)ワークでもあることを伝えました。

分からないことを聞いたり、分かるように説明することは、アカデミックな場でも、卒業してからの会社や施設などでも必要になることであり、口頭表現の一種です。

レーニングだと思ってやって欲しいなと思います。

 

(蛇足)

この授業では、次の教科書を使っています。

アカデミック・ライティングのみならず、アドバイスの仕方や、議事録の書き方など、大学生や卒業後に必要とされる日本語表現が網羅的に載っていて、非常に役に立つ教科書になっています。いつか改めてご紹介したいと思います。(授業で使う前提になっているため、教科書としてはとても便利です。)

大学生のための日本語表現トレーニング 実践編

大学生のための日本語表現トレーニング 実践編